ビタミンCは体内の新陳代謝やホルモンを生成する酸化還元反応や植物性食品から鉄を吸収しやすくする働きに加えて、コラーゲンの生成も促してくれるのでアンチエイジングに役立つ栄養素です。
そんなビタミンCは人間の身体にため込みにくい性質を持ち、大量に摂取しても尿と一緒に排泄されるため含有率の高い食べ物から効率よく摂取したいところです。
また、熱に弱く水に溶けやすいことから生で食べるのが最も効果的ですが、スープにして溶けだした栄養素も一緒に飲むのもよい方法です。
文部科学省が公表している日本食品標準成分表では100gあたりのビタミンC含有量が掲載されていますが、第1位がパプリカで170mgと最も高い値で、第2位はブロッコリーで120mg、第3位はケールで81mgとなっています。
このデータから分かるようにパプリカとブロッコリーが突出しており、アンチエイジングのために意識して積極的に摂取するのがおすすめです。